2011年12月3日土曜日

Beプログラム プロローグ なぜ成功している人は、成功していない人が知らないことを知る事ができたのか?




私は仕事柄、成功された人にたくさんお会いしています。
そんな方々を見ていると共通点が見えてきて確信するのです。
すぐにお金を稼げる人は、お金を稼げない人が知らないことをご存知です。
異性に人気のある人は、モテない人が知らない事をご存知であるということ。。
次々とビジネスを成功させる人は、そうでない人が知らないことをご存知なのです。
つまりどのような分野であれ、うまく行く人はそうでない人が知らないことを知っている。
本当にそれだけなのです。
「では、なぜ成功している人は、成功していない人が知らないことを知る事ができるのでしょう」
学歴は関係ありません。中学生の時に家出をして事業で成功した人もいました。
暮らした国がどこなのかも関係ありません。生まれた国、成功した国に因果関係もありません。
どこでどのようにして、彼らは知ったのでしょうか?
その違いを自ら引き寄せ生み出したのが、ある1つの力です。
それが成功と失敗の原理原則を認識する力です。
つまり成功のパターンを実行し、失敗のパターンを避けただけのことなのです。
「原理原則」という言葉は日常的に使っていると思います。
私がある会社で重役、管理職、全員を集めて、原理原則に基づいたマネジメントの方法を説明しました。
すると批判的な人が何人かいて、それをなだめる人が何人かいて、
「原理原則だから、しなくてはいけないと言う訳ではないんだよ」と言いました。
私は原理原則に基づいたマネジメントを実行してほしかったから説明したのですが、
その会社は、その半年後に倒産しました。
あなたは英語が話せますか?
YESという文字を見てイエスと発音できると思います。
日本人、アメリカ人を問わず、古くから誰もが同じようにイエスと発音するのを知っているからイエスと言えるのです。
では、忠臣蔵という文字をアメリカ人に読んでもらってください。
読めないと思います。日本の若者にも試してみてください。
読める人と、そうでない人がいると思います。
なぜ読めないのでしょうか?
彼らは、忠臣蔵をちゅうしんぐらと読む事実に立ち会っていないからです。
つまり知らないからです。頭の良い悪いではなく認識したことがないのです。
幸福と成功を体現する人は、事実を五感を通して認識済みなのです。
幸福と成功を引き寄せる会社には、五感に変わる風土が機能しています。
つまりお金を稼ぐ方法をあり方として、認識しているのです。
幸福な家庭を築く方法をあり方として、認識しているのです。
人から好かれる方法をあり方として、認識しているのです。
効果的な時間管理をする方法をあり方として、認識しているのです。
方法はやり方ですが、あり方は生き方つまり人そのものです。
やり方は知識であり、技術です。
生き方、人そのものは考え方、価値観の前提になるものです。
つまり図にするとこういう形になります。

人そのものが歪んでいたら、考え方・価値観もそのようになります。
ここまでは見えないのです。
つまり他者には認識できない。せいぜいその人の片鱗に触れるだけです。
だから成功する人とそうでない人の違いが認識できないのです。
ある会社では、知識・技術のことになるとみんな熱心です。
ところが、考え方や価値観の話になると退屈そうで弾みません。
知識・技術はタメになるが、考え方や価値観は犬も食わない話のように感じるのです。
どうしてか分かりますか?
あなたはそんなことがないですか?
あなたの会社ではそんなことはないですか?
幸福と成功を体現する人には共通して実行している3つのルールと呼ぶべきパターンがあります。

原理原則をひも解いて行くと、はっきりと事実が見えてきます。
成功者とそうでない人の違いが見えるのです。
幸福と成功を体現する人は、まず人間力の点で優れています。
これが一番目にあります。ライフスキルのことです。
人間力とはなんのことだと思いますか?
ライフスキルのことですが、もう少し具体的に言うと
他者には見えないあり方と考え方・価値観のことです。
つまり自分はどんな人間なのかという問題です。
成功するだけなら人間力がなくてもできるでしょう。
しかし不幸な成功者になってしまいます。
次に、違うのが、プロセス(マイルストーンとPDCA)です。
その前提に目的・目標があるのは言うまでもありません。
とても簡単なルールです。

目的を定め、実現するために具体的な目標を設定して、より分かりやすくするためにマイルストーンを設定して、そこで行程ごとにPDCAを実行する。
すぐにできることです。
そして後一つの違いが、因果関係です。言い換えるとシナジー効果です。
因果関係は誰にもどんなことにもありますが、テコとして活用できるポジティブな因果関係は、ネガティブな考え、行動に支配されている人には生まれません。認識の仕方がネガティブなので、全部がネガティブな相乗効果として、せっかくのリソースを食いつぶしてしまい不幸と失敗に導いてしまうのです。
この悲しい方向に進ませない役割をしているのが、すべての基礎である、人そのものである、あり方なのです。
以上のたった3つだけなのです。

あなたとあなたの隣にいる人に、貧富の差があってとしても、現代の日本でリソースに極端な違いがあるのはほとんど稀です。
なぜなら決定的にリソースに違いがあるもの同士は接触の機会がないからです。
このことが、いつまでも認識の違いが埋まらない原因になっていることを忘れないでください。
分かりやすく言えば、英語を話すアメリカでは、こどもでも英語のパターンを認識していますが、日本の成人は認識していないので、話せない、書けないのです。
そこで語学留学というようなこともあるのですが、それだって留学したものの成果は乏しいという事実があります。この違いを生んでいるのが、「Be~あり方」人間力の違いなのです。



人間力(Be~あり方)が違うから、英語のパターンつまり英語の原理原則を認識しょうとしないのでマスターできないのです。認識できていないことはできないのです。
赤信号を認識していないと、止まろうとしないのです。
人はどのようなときに、進むのか?どのようなときに止まるのか?
誰もが知っているパターンを無視して自分勝手に行動すると、事故になります。
なぜなら私たちの社会は、コミュニケーションなしに生きて行けない場所だからです。
成功するのも、失敗するのも、同じ理由からです。
このような道理が分からないのが、 人間力(Be~あり方)の違いなのです。


だからある会社では、 人間力(Be~あり方)のことになると知識・技術以上に熱くなるのです。
それが風土として定着している。こういう会社は強い。

肯定的な構えを身につけるステップでは、はBe~存在のあり方をマスターして、3つのルールの関連を心深く、意識強く認識します。

しかし、Be~存在のあり方そのものは、他人がどうこう言えるものではなく、自分の中から生み出すものです。

その大切さに気づいていただく方法をお話します。

Be~存在のあり方にこだわらないと損だと思うはずです。





0 件のコメント:

コメントを投稿