2015年3月20日金曜日

自分を育てなおす〜英会話、自宅留学3ヶ月(8)

英語を1センテンスまるまる聞き取れて、書き取れる力がついてくると、さらに一歩進めて、言葉を追いかけるのではなく、イメージでつかめるようにしていきます。

日本語で考えていただくとわかりますが、言葉を聞きながらどんどんイメージに変換していますので、会話の理解力が深まります。

イメージが思い浮かばないと、言葉を聞き直すことが増えます。いくら聞き直しても理解が進まないという状態になります。
つまりこの段階になると
・1センテンスだけを聞いて聞き取れた部分だけを書き出すトレーニング
・言葉(音)を聞きながら、全体をどんどんイメージに変換するトレーニング
・英文を和訳を入れずに多読して速度をあげるトレーニング
を同時進行します。

よく英語を理解するには多読と言いますが、英語を聞き取る能力が皆無に近い状態で、しかも単語のイメージもないまま、多読しても理解する手がかりがなにもなければ挫折するのは無理もありません。
より詳しくは今後の<自分を育てなおす>で
http://osodate.com/

2015年3月16日月曜日

自分を育てなおす〜英会話、自宅留学3ヶ月(7)

【ヒヤリング力を大幅にアップさせるトレーニングとして有名なのがディクテーションです。
ディクテーションとは、音で聞いた英語を文で書き留める「書き取り」のこと。
とっても疲れる作業です。ですから文章を書き取るのではなく、1センテンスだけを聞いて聞き取れた部分だけを書き出します。

但し単語の書き取りはダメです。1センテンスです。この場合も単語の綴りが重要ではなく、1センテンスまるまる書き取ることが重要です。単語の間違いは最後に訂正すればいいので気にする必要はありません。

大事なことはAという音ならAと書き取ることです。もしAという音をDと書き取ったら、正しく書き取れるように繰り返しトレーニングします。
1センテンスの途中で教材を止めるのではなく、1センテンスが完了してから書き出します。

ディクテーションには3つの目的があります。
1.英語を音から理解する。
2.英語を単語ではなく文として理解する。
3.英語を記憶する。
ディクテーションの目的からして、量をこなすことより質です。多少ない量でいいからしっかり行います。初級レベルだと2つ程度の文を1時間かけてやるのも珍しくありません。

テキストばかり見て字で学習していると、簡単な単語でも音を聞くとわからないことが起こります。それを防止するために音で学習します。音を書くことで正解かどうか分かるようになります。


さらに1センテンスごとに書き取ることで文として理解することで文法の構造の学習ができます。これによって内容の理解が進みます。
文字にすることで忘れるのを防止します。一文を聞いた後、音の記憶を頼りにすぐに書き取りをはじめないで、まず内容についてイメージしてから書き取りをするように心がけます。
ディクテーション(書き取り)にふさわしい任天堂のソフトウェア<えいご漬>があります。http://www.nintendo.co.jp/ds/angj/
<えいご漬>のトレーニングイメージ
http://www.nintendo.co.jp/ds/angj/training/index.html

2015年3月14日土曜日

自分を育てなおす〜英会話、自宅留学3ヶ月(6)

「ながらリスニング」は、どのような「ながら学習」と同じで、頭を使うことをしていての<ながら>には不向きです。
英語を母国語並みに使えない人にとって、英語は雑音です。きちんと聞き取れないことで自分を防御しています。防御しているのに、「ながらリスニング」ができてしまうと困ったことになります。ですから「ながらリスニング」をしても聞こえないので効果はありません。
<ながら>でも頭を使わない場合には、学習になります。自分の場合、台所の洗い物をしている場合に、「ながらリスニング」をしています。ただし、聞こえるほど、洗い物にかかる時間は延びている気がします。

2015年3月13日金曜日

自分を育てなおす〜英会話、自宅留学3ヶ月(5)

英語(外国語)習得の神髄といえる事例があります。
レリゴォォォーーーッッレリゴーーーーッッッッッッ♪
おなじみの<LET IT GO>です。

カタカナで表記したのが、耳が聞く音です。
LET IT GOをカタカナにするとレット イッツ ゴーです。
日本語をはさまずに、英語を聴いて聴いて音が真似できる状態までに聴いて覚えるのはレリゴォォォーーーッッレリゴーーーーッッッッッッで、こどもはこれで覚えています。
レット イッツ ゴーだと教える違うと反発するはずです。
子どもはレリゴォォォーーーッッレリゴーーーーッッッッッッ♪で満足しています。LET IT GOを知りたいと思いません。レット イッツ ゴーなんかどうでもいいのです。さらにどんな意味なんですかと問いません。
これが英語力、習得の基本中の基本です。
まずこれを1500程度マスターしましょう。
その方法は前回言ったように、楽しめるツールを活用します。レリゴォォォーーーッッレリゴーーーーッッッッッッ♪が気に入って楽しめるなら、「アナと雪の女王」をツールにしましょう。
日本語字幕なし、英文字幕もダメです。ひたすら音をマスターします。

2015年3月9日月曜日

自分を育てなおす〜英会話、自宅留学3ヶ月(4)

英会話、自宅留学

英会話、自宅留学3ヶ月(2)

英会話、自宅留学3ヶ月(3)


単語と例文をイメージで覚えたら、音が聞き取れて、真似ができる状態に持っていくのが3番目の課題です。意味が理解できる必要なありません。聞き取れる耳を作る、音を真似できるが課題です。筋トレと同じだと思ってください。
記憶力が良いとか悪いとか考える必要はありません。ひたすら努力です。つまり時間を投入することです。それも筋トレと同じで間違ったフォームで努力をしては効果があがらないので正しい努力をするようにしましょう。

いろんな教材が出回っていますが、意味はわからなくていいので、音が真似できる状態まで持っていきます。

実際に留学しても、日本人とつるまない孤独な状態で、このレベルに達するまで半年ほどかかります。因みに赤ちゃんが最初の言葉を話すまで3000時間かかっています。音を真似るだけですが、鋭い集中力で8時間起きていたとして一年かかっています。ですから8時間睡眠で暮らして半年ほどかかっても赤ちゃんと同程度なので、集中力を考慮すると遅くはありません。
子どもが話せるようになるには3年、9000時間を使っています。同じだけかかると覚悟します。これより長くしないことが大切です。半年かかった留学生が、分かった時から、加速度がつきます。最初の半年と後半の半年では倍ぐらい理解度が変わるので、ゆるめず聴いて聴いて聴きまくります。
つまり、聴いて聴いて聴きまくれるほど、面白い教材を使うことです。海外留学していても同じです。仲の良い友達の言葉はどんどん入ってきます。そうでない場合には興味が薄れるのでなかなか入ってきません。
自宅留学の場合、自分にあった面白い教材を選び、とにかく時間を投入して聴いて聴いて聴いて音が真似できる状態まで持っていきます。そのコツは同じものを繰り返し聴くことです。音が聞き取れて、真似ができる状態に持っていくのが課題なので、ひたすらそれに徹して余計なことは考える必要はありません。