2015年11月20日金曜日

男をズルくさせる女と男を純真にさせる女の違い



ほとんどの人間関係には「優位と劣勢」のどちらかのポジションがあります。男と女の恋愛模様では、より強いものを発見できます。

で、なかには全然意識していない「恋のおバカさん」がいて、問題を大きくしてしまいます。

女性は小さい時から着せ替えごっこなどゴールのない遊ぶに慣れています。一方、男子は勝ち負けのある遊びで育っています。女性がいくつになっても他愛のないマシンガントークで楽しく過ごせるのは、女性脳が働いているからで、男性には苦手なことです。

ですから、目的のない電話やメールというのは、男性脳からすれば不得手です。とんでもなく不得手をやれてしまえるのが恋のマジックです。恋愛初期には彼女をモノにしょうと懸命にやります。ポジション的には劣勢です。セールスマンがお客さんに売り込んでいるのと同じシチュエーションです。

しかし、関係が長続きすると、次第に努力が減り無口になっていきます。失う緊張感がなくなると「釣った魚にエサをやらない」が目立つようになってきます。
電話やメールは苦手なんだ」と最初から言う男性もいますが、その場合は、初めから本気でないことを公言しているのと同じです。それを「男だからそんなものよね」と受け入れるのはどうしょうもないおバカさん。

男は本当に好きなら面倒なことでも頑張ります。彼女が喜ぶなら、料理なんかしたことなくても料理もします。投資を惜しまないのです。

「無償の愛」とは、その名の通り、見返りを求めない愛です。つまり愛情関係にはビジネスと同じように「コミュニケーションー投資=報酬」という公式があることを意味しています。

「釣った魚にエサをやらない」という図式は、「優位と劣勢」の状態をはっきりと示していて、先の公式にあてはめると「少ない投資」ということで、報酬がどうなっているのかが焦点になります。

男性の投資が少なくなってきても、女性が大きな報酬を受け取っていると感じると、WINーWINですが、恋愛関係で、こういうケースは稀で、女性の不満度はアップするのは間違いないでしょう。

「釣った魚にエサをやらない」という図式を、「優位と劣勢」の関係で見ると、男性が優勢で、女性が劣勢にある状態です。男性が女性にときめかなくなった状態にあり、間違いなく関係が終わりに向かっているのが常です。

こんな時、関係を維持したい女性が、泣く、怒る、あらゆる手段を使って改心を求めます。しかし改心を求めて功を奏するのは、女性が優勢にある場合だけです。

この段階で賢い女性とそうでない女性の差がはっきり出てきます。

この状態に陥った原因は「男心と自分の身を守ることに無関心だった」女性にある場合が多いものですが、さらにこの場に及んでも反省のないまま、暴走してしまうので破綻します。しかしこういう女性ほど破綻してもあきらめられないので、ますます自分を追い込んで苦しみの毎日が続きます。

その苦しみから逃げ出すように改心を求めると、心にない謝罪が返ってきます。その謝罪を受け入れると都合の良い女に成り下がるだけです。

極端かも知れませんが、男はHしたくなったら、相手を選ばない動物です。緊張のない関係で女性をキープしておけるなら、これほど都合の良いことはないのです。

賢い女性は、「寝ても覚めてもあなたしか頭にない」状態、つまり心理的に大きな投資をしていたとしても、それを相手に知らせないことで、追わせます。追わせるとは打算のように聞こえますが、裏返せば「自分を守る」ということで、貞操観念につながっています。好きで好きでたまらないから、失う恐怖に耐えながら優勢に立ち続けます。つまり、それだけ真剣だということです。賢い男性なら「そんな彼女だから愛した」ということで「我慢(投資)」を厭わないのです。そこに無償の愛が少しずつ育まれる機会も生まれてきます。

男性をズルくさせてしまう女性。投資を避けるズルい男性を引き寄せてしまう女性。
男性の気持ちを真摯にさせる女性。男性に勇気を与え、投資を惜しまなくさせる女性。

「優位と劣勢」ポジションを見ながら投資の在り方を考えて行動できる女性こそ、男が絶対に手離したくない女性の条件なのです。


白雪姫は後者の方ですね。

白雪姫




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