2014年10月21日火曜日

無邪気な自分を取り戻そう

人は無邪気なこどもが基本です。

「児童虐待」の迫害者が全員、口を揃えて言うのが、「うるさい」「言うことを聞かない」です。

しかしこの大人の意識に同情の余地はありません。
なぜなら子どもはそういうものなのです。

自分たちが子どもを生み育てるということは、それが前提です。
連れ子であっても、同棲であっても、その環境を受け入れることが前提なのです。

よくお店で走り回っている子どもを叱っている親がいます。居合わせた他の人々への申し訳で叱っておられるのですが、そういう場に連れてくるのが間違いで、子どもにしたらいい迷惑なのです。

このような体験を繰り返し、子どもは「無邪気であることは悪」とインプットされ、従順さを増していきます。(親の対応で適正~やりすぎ、放置と差はあります)

そのプロセスで子どもが学ぶので「抑圧」です。言い方を変えれば「偽りの自分」づくりに成功するのです。これに成功した人は、あとあと苦労します。
本当は抑圧ではなく主体的に選択させるように学ばせる必要があります。親はコミュニケーションに時間が必要となり捻出方法を考えなければなりません。

怖い顔で叱って暴力で封じ込めるのは、その一瞬は簡単であっても、そのツケは必ず回ってきます。

抑圧に成功した子は、なにごとも成果、結果で評価されようとします。
評価されるためには、<Do>なにかをしないといけないと思います。

できない自分はダメ人間だと思ってしまいます。
なにかするたびに結果を想像しただけで疲労を感じます。

行動する前に疲れてしまい、やる気が起りません。
この態度が習慣化します。

99日間プロジェクトで変えたいのはこの習慣と、習慣が変わらない本当の原因を知って、対策してもらうことです。


仕事だの人間関係だの、いろんな出来事があって、すでに疲れている心身を維持するのに大変なのに、あれもしなければ、これもしなければと追いつめられた気がします。

そうすると、いっぱい時間があっても、なにもする気がせず、ダメな自分と思いながら、くだらない番組しか放送していなくてもテレビの前に寝転んで、社会と繋がっている気がします。ますます自分が好きになれなくなります。

このパターンの過ちの元はどこでしょう?

「偽りの自分」づくりに成功したことです。
なにごとも成果、結果で評価されようとしたことに成功してしまったのです。

その結果、過去と未来しかない自分になってしまったのです。



<Do~ する>

過去の体験をもとに自分にできることを想像して<Do~ する>を繰り返す自分を創ってしまったのです。実際は過去の延長ではないのですが、過去に囚われているので習慣が変えられないのです。

次のような意識がぴったり貼り付いた状態です。

過去=できなかった
未来=できそうにない
判断=したくない(しなければならない)
結果=しなかった(できなかった)
意識=罪悪感、自分はダメな人間

これをはがす方法が主体性を取り戻すことです。
簡単に言えば<無邪気な自分>を取り戻すのです。

子どもはやりたいからするのです。

この<たい>が主体性(アサーティブ)であり、<Be~在り方>です。

ただ子どもと違い<率直、誠実、対等、自己責任>を果たす義務があります。この義務を果たせる能力が<ライフスキル>です。

<ライフスキル>は
IQでなくEQ(心の知能指数)と言われています。

EQ(心の知能指数)の表現を阻害しているのが、身につけている<人間関係の仕方の構え>です。


この先はこちら






0 件のコメント:

コメントを投稿