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2015年12月24日木曜日

自分の生活の歴史(思春期)から自分を知る

前回(生育歴)から続く


思春期~青年期

主にどのようか感情でこの時期をすごしたか。
  • 明朗
  • 怒り
  • 喜び
  • 憂鬱
  • 不安
  • 平和
  • 絶望的な気分
  • 希望、
  • 無気力、
  • 気力の充実
  • など。その他。

親(父・母それぞれに)に対してどんな考えや感情をもったか。

  • 尊敬
  • 軽蔑
  • 同情
  • 軽視
  • 愛情
  • 嫌悪感
  • など。その他。


自分の性欲についてとった態度
  • 禁欲主義をとった
  • 性罪悪感を持った
  • 性的な行動に惹かれた
  • など。その他。

受験勉強・進路選択
  • どんな計画だったか、どんな結果におわったか。
  • もしこの時期をやりなおすとしたら、どんな態度でのぞむか、どんなことをするか。

その後の人生に大きな影響を与えたできごとについて。

  • 親の死
  • 倒産
  • 恋愛
  • 宗教への入信
  • 事故
  • 病気
  • 結婚
  • 離婚
  • 出産
  • 就職
  • 転職
  • 入学
  • 落第
  • など。その他。
以上、記述した成育歴を、再確認しながら、次のように成育歴のまとめをして下さい。

セルフ・イメージ(自分に対してどんなイメージをもっていたか。)
  • 自分は人より優れている。
  • 自分はダメな人間だ
  • コンプレックスがある。(具体的に)

感情生活
  • 両親は感情を率直に表現したか。
  • 両親はお互いに愛情あるコミュニケーションをしたか。(逆に無口、無表情だった
  • あなたの感情表現に両親は、どう反応したか。
  • あなたの感情生活はポジティブであったか(豊かな愛情表現、ほめことば)
  • ネガティブな感情が多い(激怒、うらみ、かんしゃく)、
  • 感情は抑圧的だった(憂鬱、イライラ、表現しない)
  • あなたはどんな感情の処理法を用いているか

子ども時代に他人にいわれぬ悩みごとや秘密があったか。
  • 自身のけんかやいざこざ、身内のトラブル、暴力、原光景、性的習慣など。
  • それに対してどんな処理法をとったか。
  • そのことは、現在の生活、人生観にどんな影響を与えているか。
  • そのことは、対人関係にどんな影響を与えているか。

幼小児期に人生に関して、なんらかのネガティブな決断をしたかの有無
  • どんなことをしても金持になってやる。
  • 自分はどうせ二流の人間だ。
  • 私は絶対結婚しないと決めた(男はケダモノだ。)
  • 自分だけがまんしていれば、それでよいと考えて我慢したことがある。
  • この種の決断を、強化するような体験はなかったか。
  • 援助が必要だったが、援助を断った。

ネガティブな決断を強化した出来事はなかったか
  • 大きな失敗をしなかったか
  • 親の浮気はなかったか
  • 嘲笑されたことはなかったか
  • 自分を卑下するような体験はなかったか

この種の人生に関するネガティブな決断を、自分から求めることはしなかったか。
  • ことさらに援助をことわる。
  • 恋愛してわざと身をひく。
  • やればできることをわざと怠る
  • など。その他。


人生に対する決断
  • 以上の自己調査から、人生に対する決断をしてみましょう。
  • あなたの人生に対する青写真を具体的に描いてみましょう。
  • 題名をつけるとすれば、ふさわしいと思う題名をつけてみましょう。
  • 「人生に対する考えかた」を要約する。

人間はそもそも心のふれあいとスキンシップの両方を求めて生きています。それは孤独な生き物ゆえに不安と安定の狭間で、安定を求め続けているからです。他からのふれあい、愛情や承認や、支持を求め続けます。それらを得られることが、自身が人間的に承認されている証しになるので安心につながります。

承認は「刺激」と置き換えることができます。たとえば乳児にとって肌のふれあいは刺激そのもので、肌のふれあいを通して心のふれあいを感じていきます。この安心は生涯続くものですが、これをもっとも必要とする時期に十分に得られなかった場合に、不安が強くなり、生涯満たされない欲求になってしまう場合や症状化してしまう場合があります。

TAはこの問題を解決する手段として有効だと見なされています。

その第一歩がPAC分析によるエゴグラムと生育歴から自分を認知する方法です。自分を認知した後に、PACのどの部分が不足していて、それがどのような因果関係から生じたのか、その原因を知り、改善活動を行う資料として活用することです。

ライフスキル講座では、より詳しく説明、個人的なご質問、ご相談に応じています。





自分の生活の歴史(生育歴)から自分を知る




エゴグラム(上記の図)によるPAC交流分析は、自分の歴史を探る最初の一歩です。

自分の歴史。なかでも人生序盤といえる幼児期の体験は、意識になくても重要な意味を持ちます。
自己調査を行うことは、自分を知るうえで有効かつ貴重な資料の役割を担います。人生早期に起こった因果関係を知ることは、真の解放と自由につながっています。

人は誰でも、次に3つの事項によって、人生が決定づけられています。
  • 人間関係の仕方(自他肯定、自己肯定・他者否定、自己否定・他者肯定、自他否定)
  • PAC交流の自己パターン
  • 人生シナリオ

人生シナリオを完成させる方法が、人間関係の仕方と繰り返される日常的なPAC交流の自己パターンです。これを支配しているのが自分の生育歴によって培われた潜在意識です。

自分の生育歴によって培われた潜在意識を成人になって意識している人はまずいません。
後付けの知識は意識できます。ほとんど話していることは「後付けの知識」によるコミュニケーションです。ですから言ってることとしていることが違うというようなことが日常的に起こります。解っているけどできないというのもそれです。

はっきりいって言ってることを実際に大事にしている人に出会うのは稀です。たいてい反対です。カウンセラーの方に多いのも実はこのパターンです。会ってみたら書いていることと真逆の人物だったという経験をされた方は多いと思います。出会いを大切にと言ってる人が実は全然ということも少なくありません。愛情こそ一番という人が愛情に関心がないことも少なくありません。

なぜだか分かりますか?
本人が求めているのは事実です。嘘ではありません。なぜ求めるかというと自分に欠けているからです。ないから必要としているのです。ほとんど未解決の問題を抱えて解決したくて学んでいる。だから知識は増えていきます。しかし知識が増えることと実際に解決している、解決の必要がないのは全然違う次元のことなのです。

自分を知る方法を一緒に考えましょう。

言いたいのは、その種の人を責めるということではなく、有名な心理学者ですら、そうなのですということです。それほど「後付けの知識」より「潜在意識」は手強いということです。毎日勉強している人ですら、そうなのだから気にもしていない人なら、自分の内側でなにが起こっているのか、さっぱりわからないといっても過言ではないのです。

たとえば、何度やっても同じような結末になるとしたら、それは偶然ではなく、無自覚の人生シナリオが効果をあげている可能性があります。効果をあげているといっても、そこにはネガティブな結末になることが多く、ほとんどの場合、潜在意識が働き、無自覚で起こっています。人生シナリオがネガティブなものであるなら、必然でネガティブなことが多く発生します。最終目的がより大きなネガティブなものだからです。

逆に言うと、自分を認識し、自覚するようになればなるほど、自分自身に関する責任を果たそうという決意が強くなります。

自分の歴史作成ガイド

生育歴の自己調査のために、「ライフスキル講座」で行っている「自分の歴史作成ガイド」を参考にします。

自分の自我発達のプロセスを研究するため、次の4段階に分けて整理してみましょう。

  1. 誕生から3歳頃までの時代
  2. 1歳~3歳頃までの時代
  3. 小学校の時代
  4. 思春期~青年期

年令別の順序にしたがって、つぎに述べる生育歴の各項目を参考にしながら、自問自答し、根気よく、記憶を鮮明にして、心に浮かんだことを素直かつ躊躇せずに思い切って書きだして下さい。




整理の仕方

誕生から3歳頃までの時代
十分に愛され、注目され続けて、保護されたか、がポイントになります。
その点でどうであったかを客観的に分析します。

  • 難産、未熟児など出産状況はどうだったか
  • 乳幼児期の育児環境
  • 長男、長女、末子など出生の順位はどうだったか
  • 両親の不和、多忙、別居、離婚などの体験。
  • 分雑不安、分離体験の有無(離婚、別居、死別、里子、見捨てられ不安など)
  • 両親の健康状態が芳しくない病弱であったかどうか
  • 貧困の環境にあったか
  • 乳幼児期の病気や怪我があったか(小児喘息、転落、骨折など)
  • 自身の幼児期が病弱であったかどうか
  • 両親はあなたの乳幼期について、どんなことをいったか(神経質、愚鈍、強情など)
  • 両親の不和、多忙、別居、離婚などの体験。
  • 兄弟姉妹の死や離別、分離など

3歳から6歳頃までの時代
  • しつけは厳格、放任、過保護、無関心など、特徴はどうだったか
  • とくに「手のかかる子」、または、「手のかからぬ子」であったかどうか。
  • セックスについての記憶や、体験について。
  • 親の態度は性に対してタブーだったかどうか
  • 原光景(大人の性交捗の場面を目撃すること〉を見たか、
  • 病気と怪我のとき、周囲の者、特に両親がどんな態度をとったか (例:大げさ、無視
  • 兄弟姉妹との葛藤はどうだったか〈ライバル意識て比較、親の差別の程度)
  • 両親の言動について、今まで覚えているイヤなことを三つ書く。
  • 両親の言動について、楽しかったこと、感動したことを三つ書く。
客観的にみて、この時期に十分な愛情、注目をえたかどうか

ゆがんだかたちの愛情獲得の手段を身につけたとしたとしたらどんなものがあったか
  • すねる、
  • ひねくれる、
  • イイ子になる
  • 病気をながびかせる
  • など。その他
子どもとしてどんな「人間関係の仕方」を身につけたか。
  • あなたもわたしもよい子だ(自他肯定)
  • あたしはよい子、あなたはわるい子(自己肯定、他者否定)
  • わたしはわるい子、あなたはよい子(自己否定、他者肯定)
  • あなたもわたしもわるい子(自他否定)


小学校生活について

際立った出来事がなかったかを客観的に念入りに調査・分析します。

  • どんな友だちをもったか、
  • 特殊なできごとはなかったか。
  • 教師との関係、成績、
  • 登校拒否などはなかったか。
  • 以下の事柄については」3歳から6歳頃までの時代と同じなので上記を参照してください。     
    (家庭環境、しつけ、セックス、病気、怪我、兄弟姉妹に関すること



2011年4月30日土曜日

仕掛けからはじまる こじれる人間関係

 意識の上では、愛されたくて異性に近づき、愛されるような言動を繰り返し、注目をひきます。これがはじまりで、仕掛けといえます。この段階では、関係はスムーズで問題はなく、互いに温かい交流を交わします。

仕掛けに相手が乗ってきて、愛されていると感じると、「禁止令」が動き出します。すると一転してドラマティックな展開に変化していきます。言動に一貫性がなく、やがて禁止令が勝っていきます。



 言動に一貫性がなく、やがて禁止令が勝っていくと、言動に明らかな変化が生じるので相手は混乱してきます。ケンカは火種があるものですが、この場合にはなにもありません。当人の要望に応えるほど関係が悪くなるというのは、コミュニケーションのルール違反です。

相手はこれまでの良い関係を念頭にコミュニケーションをしてきますが、一貫性がなく、裏切られることが続くのでストレスが高まります。状況に不似合いなコミュニケーションは当人がラケットを使っているからです。それでも人によっては我慢を重ねますが、改善の傾向が見えないままなので、やがて相手が耐え切れずこじれるようになります。この段階でこじれる状態が表面化します。三角形のトラブルはその典型的なパターンです。

この段階で立場が一転してしまうのです。それは見事なまでに劇的です。
それまでの救済者が加害者に一転するからです。相手は、なぜそうなったのか分りません。堪忍袋の緒が切れて怒りを向けた場合、温厚な人なら自分の行為に自責の念で苦しむことにもなります。

怒りを抑圧した場合には、ストレスが蓄積されたまま無残な思いを味わうだけです。また他者に打ち明けても、真に理解を示す人はなく、孤立感に苛まれるだけです。

どちらにしても救いはありませんが、ほとんどの場合、相手には非がなく、当人によって、そのように仕向けられ、追いつめられた結果なのです。

そのトリックの種明かしは分っていると簡単です。
最初、当人の思いが優先します。
当人の願いが叶うと、禁止令が動き出し、関係が混乱しだします。
願いが叶うほど、ますます禁止令が強くなり、願いが負け、禁止令が逆転勝ちします。
禁止令は自分を拘束しているギャングです。
自由に楽しく生きて生きたい、自己実現したいと思っても、努力するほど、禁止令が自分の願望を抑え込んで勝利します。

つまり、ドラマティックに破綻する交流は、自分の願望を抑え込む習性が身についてしまっている人の悲しいひとり芝居なのです。その悲劇につきあわされる人は、カモにされているのです。

カモにされた人が結末で味わうことになる救いのない孤立感は、実は仕掛けた当人が抱えている孤立感に他ならないのです。つまり本人が抱えきれないので押しつけられた状態に陥っているのです。そう考えると同情したくもなりますが、根強い禁止令は素人である他者が努力して簡単に解放できるものではないのです。

2011年4月11日月曜日

あなたが人間関係を壊している手順

以上、サンプル的に見たトリッキーな展開のプロセスに運命脚本の怖さを垣間見ることができます。意図的でないもの、意識できないものを、事前に意識することはほとんど不可能です。

対策は「運命脚本」という手のつけようのない魔物の存在を認識しておくことです。それでも対策にはなりません。すべてが終わった後に気づくことは出来ますが、途中で気づくことも当事者には困難です。

では、どうすればいいのでしょうか?
日頃の自分の言動、交流パターンの特長を客観的に観察することです。そこに
人間関係をこわす手順があることに注目してください。

最初に、無意識の目的が自分にあります。
無意識だから、自分にも判りません。

目的は意識されることはありませんが、無意識に備わった人間関係に対する基本的な構えが影響して、最後に確認することになります。

一生通じて変わらない方が多いので、繰り返すほど構えが強化される場合が多いようです。俗に性格、気質と表現されている、その本質です。

人間関係の構えは、以下の4タイプあります。人によって構えが変わります。ほとんどが幼児期からの体験を通じて培われています。

・自分はOK,他人もOK(自己肯定、他者肯定)
・自分はOK,他人はNO(自己肯定、他者否定)
・自分はNO,他人はOK(自己否定、他者肯定)
・自分はNO,他人もNO(自己否定、他者否定)

否定のある構えを持つ人は、危険です。
程度によりますが、強い場合、自分の人生そのものを否定していることになります。