2015年12月16日水曜日

エゴグラムの評価の仕方

Aさんのエゴグラムで見るとおり、「厳格な父」「従順な子ども」は強すぎます。周囲に対して、すべてを律するような厳格すぎるのです。もっと「保護的な母親」「自由な子ども」を強くしてもいいでしょう。

「従順な子ども」が85は高すぎます。これは「厳格な父」の裏返しで、身近な人には厳しくても、何事も大勢順応型なので、自分を抑圧しすぎになります。物凄く厳しいけど、大勢順応では、厳しさが成果をあげることはありません。
しかも「自由な子ども」が低いので人生、仕事を楽しむことができず、不満ばかりが高まりやすい態度をを取り続けてしまいます。

友人の評価を見ても「厳格な父」「従順な子ども」の強すぎる態度は顕著です。

自律性を求める立場にあっても、昔風なワンマン社長では、モチベーションを高めることは困難です。穏やかな人間性による指導、厳しい基準をクリアできる温かみのある育成システムというように意識的に仕組みを構築するようにしていくほうが効率的でしょう。そのためにも「保護的な母親」「自由な子ども」を強くするのが合理的です。


厳しさよりも、楽しさ。その楽しさに溺れない節度を保つのが「大人の心」です。これは現在でも十分なので、「厳格な父」「保護的な母」のバランスを良くするように、心がけましょう。経営者ということであれば「厳格な父」を80、「保護的な母」60、「自由な子ども」70、「従順な子ども」50〜60を目標にしてみましょう。




0 件のコメント:

コメントを投稿