ドラマティックに破綻する交流につきあわされる相手、すなわちカモにされる相手には、タイプがあります。
・同情心の強い人
・温かい愛情を求める人
・ウイークポイントがあって、いじくりやすい人
・厳しい人
挑発に乗りやすい雰囲気を持った人が対象にされますが、当人が交流を求めている人物像と重なっています。当人も最初からカモにしょうという悪意があるわけではなく、禁止令に拘束され、願望を果たせずに、結果的にカモの状態になっているのです。
次にトリッキーでドラマティックな関係の変遷を見てみましょう。
1)最初は当人の願望からはじまり、交流が始まります。
2)初期は温かい交流を相互に培っていきます。
3)願望が実現されだすと、当人の支配が強まります
4)当人の支配が続く相手が我慢する限り、関係が続きます。
5)相手が我慢できなくなると関係が一転します
(結論を急ぐ、または堪忍袋の緒が切れるなど)
6)関係の破綻
7)結末 孤立、自己否定感を味わう
ドラマティックに破綻する交流パターンは、「ラポ」「法廷」「泥棒に追い銭」「ヒステリー糾弾」「ひどいもんだ」「私を捕まえてくれ」「不幸な私」「仲間割れ」「私を笑って」「共倒れ」など、これまでに紹介したものを含めていくつかあり、形は違ってもプロセスは共通しています。
その目的は最後の結末を迎えて明白になります。すべてに共通しているのは、「自分はダメな人間だ」という思いと「孤立感」です。
ドラマティックに破綻する交流パターンは、そのために他者を巻き添えにしているのです。
これは「自分の人生を終わらせるために、誰でもいいから人を殺したかった」という犯罪者の証言と同じです。まさか自分がそんな恐ろしいことをしているのかと驚くかも知れませんが、禁止令によって引き裂かれた自分が、自己実現できないだけでなく、他者を痛めつけ他者の自己実現の妨げを行なっているのです。
次にネガティブなサイクルから脱出する方法について考えてみましょう。
ネガティブな人には近づくな、それは本当に正しい判断なのです。
ですから、あなたがいまポジティブな人でないなら、ポジティブな人になろうとしたら、禁止令の拘束を断ち切ることです。それには夢の実現に対してひたすら必要な行動を重ねることです。
なかでも潜在意識にイメージを落とし込まないと夢は実現できない鉄則に忠実に従い行動すべきです。それによって禁止令に立ち向かうのです。
自分は自分の願望を達成していいのだと、決して迷うことなく突き進むのです。救いは外界にあります。うまくいかない自分を見つめてダメだ、ダメだと繰り返すことは救いになりません。
とっても重要なことをお伝えしておきます。
自分は自分の願望を思うように達成していいのです。幸福になっていいのです。
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