人間は感情の生き物といいます。
人が苦しむのは感情の処理がうまくできないことにあります。
悲しい気持ち、痛い気持ちから逃げたいと思っても、逆にどっぷり浸かってしまう。
そんな時には、考えるのをやめて、感情をしっかり見つめてみましょう。
考えても仕方のないことを考えて過ごすより、感情だけしっかり見つめるのです。
子どもは、感情を泣くことで伝えます。泣くなというとさらに泣きます。
これがコミュニケーションの原点です。
言葉で表現できないけど、不快感や不安を泣いて知らせます。
理解されないと、さらに泣いて知らせます。
大人になって、ワンワン泣くことはできませんが、
自分で自分の感情をしっかり見つめる努力はできます。
そんなときに考えると、ますます感情が見えにくくなります。
こういう点は女性の方が得意です。
「泣いたのですっきりした」という表現を男性から聞くことことは、まずありません。
ただ感情を味わう。
誰にも認められたアサーション権であり、それも生きる力です。
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